【自然発酵】 ビール
木樽や空気中の微生物をそのまま使用すること。不要な野生酵母や微生物が混入する場合が多いことから、狙いどおりに発酵させることが難しいという側面を持つ。
【嗜癖】 健康・医学
あることを特に好きこのんで行なう癖。最近では嗜癖や習慣性という用語の代わりに、薬物依存という言葉を使う。アルコール・薬物などの刺激を絶えず求める病的傾向。
【脂肪肝】 健康・医学
肥満、アルコール摂取、肥満型糖尿病、栄養障害・不良、中毒性肝障害、循環障害などの影響で、肝臓の脂肪量が極端に増加すること。
【死亡率】 健康・医学
単位時間内(通常は1年間)に発生した死亡者数の割合のこと。対象は特定した人口集団となる。通常、総死亡の場合は人口1000対となり、死因別死亡の場合は人口10万対で示す。死亡率は、その集団の健康水準を示すために必要な公衆衛生指標である。
【ジャパニーズウイスキー】 洋酒
国産品の登場は大正12年。スコッチ・ウイスキーの流れをくむが、ピート香が抑えてあり、樽の熟成香が独特の味わいを引き出している。風味のベースは、モルト・ウイスキー。
【ジャパニーズブランデー】 洋酒
国産品の本格的な登場は昭和30年代。マイルドな酒質が特徴で、多くはコニャックに似た風味や香りを持つ。
【シャルドネ】 ワイン
フランス・ブルゴーニュ地方やシャンパーニュ地方の指定品種として有名な白ワイン用ぶどう品種。香り高い辛口白ワインとなる。
【習慣性飲酒】 健康・医学
晩酌や寝酒など、習慣的に飲酒すること。
【酒気帯び運転】 健康・医学
呼気中のアルコール濃度が、1リットルあたり0.15ミリグラム以上の検出が認められた場合のこと。
【種子系リキュール】 洋酒
チョコレート風味の「カカオ・リキュール」と、コーヒー豆の成分を抽出した「コーヒー・リキュール」が代表的。最近では、アーモンドやあんずなどナッツ類を用いたものもある。
【循環器疾患】 健康・医学
心臓や血管が、障害を受けたことで起こる病気。脳血管疾患、虚血性疾患、高血圧性疾患などがある。
【常圧蒸溜】 焼酎
通常の大気圧(常圧=1気圧)のもと、80〜100℃の高温で蒸溜する方法。常圧でつくられた焼酎は、原料の特徴が酒質に反映され、素材の風味がきいた個性的な味に仕上がる。
【醸造酒】 関連用語:蒸溜酒、混成酒 一般
果汁の場合は原料のまま、穀物の場合は糖化させてから、酵母を用いて発酵・濾過させたもの。ワイン、ビール、日本酒などがこれに属する。
【焼酎乙類】 焼酎
米を原料に、黒麹菌か白麹菌、もしくは焼酎酵母を用いて第一次もろみをつくる。これに穀類やイモ類を蒸して混ぜたのち、アルコール発酵させたものが第二次もろみで、これを単式蒸溜機で蒸溜すると乙類になる。アルコール度数は45度以下。二次もろみの発酵に用いる原料の違いで、麦焼酎、イモ焼酎、米焼酎、そば焼酎、黒糖焼酎などに分かれる。
【焼酎甲類 (ホワイトリカー)】 焼酎
原料は糖蜜やイモ類、穀類など。これを発酵させたのち、連続式蒸溜機で蒸溜したものが甲類で、アルコール度数は36度未満。
【上面発酵】 ビール
13〜21℃の温度で最も活発に発酵する。発酵時間が短いのが特徴で、エステル香やフルーティーな芳香を醸し出す。エール酵母とも呼ばれる。
【蒸溜】 一般
発酵液を加熱させることでエチルアルコールを蒸気に変える。これを順次冷却し液化させたものが蒸溜酒。蒸溜後の液体は、元の発酵液よりアルコール分が濃くなっている。
【蒸溜酒】 関連用語:醸造酒、混成酒 一般
醸造酒を蒸溜したのち、樽熟成させたものの代表がスコッチやコニャック。樽熟成させないものには、ジンやウオッカなどがある。
【シラー】 ワイン
コート・デュ・ローヌ地方の赤ワイン用ぶどう品種としてよく知られ、オーストラリアではシラーズと呼ぶ。コクのある重口のワインとなる。
【ジン】 洋酒
ジュニパー・ベリーなどの香りを加えた辛口の蒸溜酒で、穀物を主原料とする。発祥はオランダ。ドライ・ジンは、トウモロコシや大麦麦芽を主原料に、スピリッツをつくったあと、香草類とともに再び蒸溜したもの。
【シングル・カスクウイスキー】 洋酒
ひと樽のモルトウイスキーだけを商品化したもの。別名シングル・バレル。
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